半跏趺坐 -hankafuza-

ソウルジェムの濁りきったアラサー第二童貞がココロの平穏を目指す話

本心だけで素直に言うならば

、少し疲れた。

今年も間も無く終わる。

つらいことが多すぎた。

わかってもらえなかった。

気持ちを受け止めてくれる人はいない。

 

この世界とおさらばしたい。

不安、怒り、焦り、苛立ち、悲しみ、孤独、絶望。

 

生きるのに、疲れた。

いつまでも自分を振り回す感情と一緒に、

仲良く牢獄の中。

 

ただ、それさえ自己中心的な考え方。

 

身体は、肌は、一本一本の指先は、生きようとしている。

心臓は、休もうとはしてくれない。

もういいよ、楽になろうよって声をかけても

無視だ。

 

それにもし、どこかに自分と同じ苦しみ、生きづらさを抱えている人がいるならば。

そんな人を放っておいて自分が先にいくなんてできない。

 

この命は、まだ見ぬその人のために使いたい。