半跏趺坐 -hankafuza-

ソウルジェムの濁りきったアラサー第二童貞がココロの平穏を目指す話

俗物になりたい

なんだかんだいって

欲望はなりを潜めていただけで

本当はまだまだ遊び足りない

若い子にモテまくって

朝も昼も夜も金を使いまくって

うんざりげっそりするくらいセックスして

楽しいことを浴びるようにしたい

 

一度、そういった享楽は自分とは無縁だと思い

生きるだけで苦難は続き

残る永き生涯は命の有効活用を模索するのみと

悟った風を装いもしたけれど

 

苦しいときに神など現れない夜は

苦しいときに神など現れない世では

 

狂ったモン勝ちという摂理が鋭く疾るのだ