半跏趺坐 -hankafuza-

ソウルジェムの濁りきったアラサー第二童貞がココロの平穏を目指す話

煩悶

本当にこの人生で終わりにできるのか

本当にこれで人間をやめられるのか

本当にこれでもう何も傷つけずに済むのか

本当にこれで六道輪廻から解脱できるのか

 

 

そのような、修行者としての心持ちと

 

 

人として道を踏み外さない範囲で

今まで生きてきた自分からすれば

想像もつかないクズになりたい

 
 
そのような、外道として味わい尽くしたい欲望
 
 
二つの価値観が筋力と重力のように拮抗しているが、
そのバランスは風が吹けば容易く崩れるほど緊張している
 
 

止まらない妄想に誰か水を差してくれ