半跏趺坐 -hankafuza-

ソウルジェムの濁りきったアラサー第二童貞がココロの平穏を目指す話

何が塩顔男子だ 雌どもは塩でも舐めてろ

現在使用している婚活アプリはwithである。

あの「うぃっしゅ」やインチキ英頭文字の組み合わせ言葉ではない方のダイゴが監修しているマッチングアプリである。

心理テストやちょっとしたアンケートをもとにマッチングさせるような仕掛けが充実していたり、仕事や趣味のカテゴリーが細かく設定できるのでプロフィールを登録しているだけでもなかなか楽しい。 

 

そのwithに登録して、約二週間が経とうとしている。成果というと、これが残念というか無念というべきか、一切何も出ていない。

 

マッチングはわずか3件、うち2件はマッチング以降一度もメッセージが来ることはなかった。

一件も当初は往復出来ていたかに見えたが、次第にフェードアウトしていった。

 

がっつくような前のめりな文章にはしない、

一つのメッセージにいくつも質問を入れない、

せめてツイッターに収まるような字数以内にする(これがなかなか厄介で、不安から話を盛り上げようとすると字数は容易く膨れ上がる)、

あくまで相手から話を聞き出す態度を貫く、

返事が来なくても催促しない……

 

そういった今までの婚活アプリ上での失敗から得た教訓は徹底して守っているので、メッセージの内容や送り方に問題があったとは考えたくない。であれば、これはもう最初から相手にきちんと相手に興味を持ってやりとりする意思がなかったということになる。正直、頭にくる話ではあるが、こんなことでいちいち腹を立てたり悲しんだりしているようでは婚活戦士たる資格などない。

 

ただ、俺だって戦士である前に一人の寂しい男なので、自分を認めてくれる女ひとりといッッッッッつまでたっても(ここ強調しました)巡り会えずちょっと軽く死にたくなるといったところで、一体誰が俺を責める権利を持つであろうか。もうすぐ3年だぞこの野郎。

 

そして私が婚活アプリ上で一向にモテない理由の分析はすでに済んでいるのだが、それを語るのはまた次の機会にしたい。

 

ところでそのwithの好みカテゴリーの中で「塩顔男子が好き」というものがある。好みカテゴリーに男女どちらかの限定はないのだが、ほぼこれは女性による女性のための話題であろう。

私はその塩顔というのが何のことだかわからなくて調べてみたのだが、醤油にソースにみそ顔にマヨネーズ顔もあるようで、余計わからなくなってしまった。

 

NAVERまとめ↓

https://matome.naver.jp/m/odai/2148560957800768801

 

私は男の中でも特に同性に興味がなく、街中でもすれ違う男のファッションをチェックするようなことはまずない。好きな男性といえばジェイソンステイサムかジムキャリーで、わざわざ自分が東洋人なのに同じ日本人男性に興味を持つ必要など微塵も感じない。

 

私のような男がどれくらいいるのかはわからないが、ただ一つだけ言えるのは、知らない間によくわからない感覚をもとに顔の造形という自分ではどうしようもない努力の及ばない生まれながらの要素で分類されて「イケメン塩顔男子好き」だなんだとほざかれても不愉快なだけだ。どうせそこに俺は入らないし。

これと全く同じことは、女性が男性に望む身長にも言えることだろう。何が175センチ以上が好きだ動物園でキリンでも眺めてろ。俺は小松菜奈内田理央と同じ背丈だぞナメるな。

 

つまりここでは女性に縁のないおっさん手前男の僻みがつらつらと書き綴られていたのだけれど、普段は世の女性たちこそ、胸のサイズはじめ男どもから勝手にカテゴリー分けされ品定めされているようなものだから、あまり言えた義理ではないなとも思うのであった。